ボクが考える成長痛を初め、子どもさんに起きる痛みについて、日々施術室で感じる事をお話したいと思います。
子どもさんが成長する過程で
生活の中から起きる様々な感情
これらの『葛藤からエネルギーが滞る事により起きる痛み』と判断するケースがあります。
幼少期の子どもは1人で生きられない事を本能で感じ、行動します。
親をはじめ、先生、監督やコーチ、身近にいる大人たちに
を行動で示します。
『大人の価値観に合わせる事』で自分の居場所を確保し、生きたい、守られたいと言う本能(欲求)が働く訳です。
また、お母さんを独占したい本能(欲求)がある事も覚えておいてくださいね。
そして、これらの欲求はバランス良く満たされなければなりません。
充電されない子どもたちは電池切れから、欲求不満が始まります。
心の内を言葉で伝えることが下手くそな子どもは、この欲求不満を身体の痛みで表現します。
残念なことに本人も気づいていません。
これらが成長痛(シーバー病・オスグッドなど)やスポーツ障害の原因の一つとなる事があります。
他人に任せ過ぎると子どもの変化に気づく事ができません。
家族で子どもさんとのコミュニケーションを楽しんで下さい。
この信号に気づき、充電してあげれるのはお母さんが上手なのだろうと思います。
それは母性と言う本能を持っているからです。
『勝ち負け』と言うただの記録だけに価値を求める大人にも責任があります。
そして、子どもたちのベース基地は家庭です。
家庭と言うチームのお父さんとお母さんが変わる事も必要です!
なぜならば、マネをするのが子どもだからです。
痛い場所、狭い所を見ていても何も始まりません。
当院では色々な視点から子どもたちを見ます。
2020.01.28 かとう