腰　痛

「何をやっても良くならない」と口ずさみます。

痛みは3年間続き「マッサージ、湿布、ブロック注射、電気療法などの治療が全く効かない」と言います。

新生児病棟での勤務は、月に2回の夜勤が生活リズムを乱します。

出産と言う命を預かる環境（仕事）は常に緊張とプレッシャーの中に身を置いています。

このような環境、身体の状態は、対症療法ではなく原因療法への切り替えが必要です。

月2回の夜勤から起きる、生活リズム（体内時計）の乱れに着目します。

夜勤勤務に伴うリズムの乱れは、身体の自然な働きを妨げ疲労の解消や腰痛の改善にブレーキをかける事になります。

体内時計（サーカディアンリズム）の乱れは体温、血圧、睡眠、ホルモンに悪影響を与えます。

また、様々な症状を作る…とも言われています。

まずは、シフト管理や睡眠環境の改善を提案し、生活習慣の見直しをお願いします。

また仕事の性質上、産前産後の女性たちへの対応に緊張感、プレッシャーは高いものになります。

このストレスも腰痛に影響を与えている可能性があります。

心理面も考慮し、リラックス法やストレス解消のコツを指導する事で、症状の改善を進めます。

さらに、施術アプローチとして、従来の対症療法から原因療法へシフトし、身体全体へのアプローチから症状を改善させます。

当院では、痛みの原因を探り身体全体のバランスを整える事で、症状の改善を進めます。

身体への施術だけでなく、生活指導やセルフケアのアドバイスも行い、彼女自身で健康を維持出来る様にサポートします。